どうも、リリーです!
今回は、株を始めた人に向けて株でよく使われる用語について書きたいと思います。
1.銘柄
銘柄とは、株式や債券等の有価証券の名称になります。
分かりやすく例えるならば、キャベツや人参等の商品名と同じことであります。
また、銘柄にはよく4桁の銘柄コードがあり、この番号は業種別によって番号がある程度決まっております。
1300番台(水産・農業)、1500番台(鉱業)、1600番台(石油・ガス開発)、1700~1900番台(建設)、2000番台(食品)、3000番台(繊維・紙)、4000番台(化学・薬品)、5000番台(資源・素材)、6000番台(機械・電気)、7000番台(自動車・輸送機)、8000番台(金融・商業)、9000番台(運輸・通信・放送・ソフトウェア)となっております。
新規上場株には、業種に関係なく2000~4000番台が与えることが多くなっております。
銘柄を調べたい時は、買いたい銘柄名だけではなく、証券コードで検索することで銘柄を検索することも可能となります。
2.約定(やくじょう)
約定(やくじょう)とは、株の売買が成立したことを意味する言葉であります。
例えば、株価が1,100円の株を1,000円であれば買いたいと注文をした場合、1,000円で購入することができれば 約定となります。
よく、やくていと間違っている方がいるので、気を付けましょう!
3.始値(はじめね)、終値(おわりね)
始値(はじめね)とは、ある期間で最初に約定したか価格であり、「寄り付き」と呼ばれることもあります。
終値(おわりね)とは、ある期間で最後に付いた価格のことであります。
3.高値・安値
高値とは、ある期間で一番株価が高い状態を言います。
逆に安値とは、ある期間で一番株価が低い状態を言います。
期間的な部分に関しては、特に基準はなく、本日の高値であったり、月単位で高値であったりと基準は特にありません。
自分が株を購入した後に株が下がった場合、高値掴みや株価が下がっている状態で購入し、そこから株価が上がった場合は底で買えた等の言い方もあります。
4.指値・成行
指値とは、株の売買を行う際に株価を決めてしまい、その株価になった際に売買が行われるものになります。
株価1,000円の株が900円であれば購入したいと考えて、指値を900円に設定したとします。
株が900円まで下がった場合は、900円で約定するというものです。
逆に自身が保有している株が下落してきて売りたいとなった場合もこの値段まで下がったら売ろうと設定することが出来ます。
成行とは、指値とは違い売買値段を設定せずに購入する注文方法になります。
株をやっていると「この金額で売買したい」と指値を設定しても約定になる場合があります。
急な株価の高騰によりどうしてもその株を保有したい場合や急落で今売らなくては損失が大きくなってしまう等のどうしても今すぐに売買を行いたい場合に成行が使用されることが多くあります。
4.ストップ高・ストップ安
ストップ高・ストップ安とは、株式市場における値幅制限の上限まで株価が上がっている状態をストップ高、下がっている場合をストップ安と言います。
値幅制限は、1日の株価の変動幅が前日の終値また気配を基準に制限がされていることを言います。
5.前場・後場
前場(まえば)とば、証券取引所の取引時間帯の午前9時~11時30分迄の時間帯を言います。
後場(ごば)とは、証券取引所の取引時間帯の午後12時30分~15時00分迄の時間帯を言います。
6.PTS
PTSとは、通常の株式の取引が行われる取引所とは別に設けられた私設取引所で行われる取引のことを言い、東京証券取引所での売買時間外でも取引が行えるものになります。
通常の東京証券取引所の時間帯で取引が行えないビジネスマンにも取引が行えるのが特徴であり、後場の後に株価に関する大きな情報が出た際に取引を行えるものとなっております。
7.PER
PERとは、株価収益率と言い、会社の利益と株価の関係性を示したものであります。
PERは「15倍」が基準とされており、低ければ低いほど、会社の利益に対して株価が割安であるとみることが出来ます。
8.PBR
PBRとは、株価純資産倍率と言い、会社の純資産と株価の関係性を表すものとなります。
PBRの目安は「1倍」とされており、こちらもPERと同様に株価が割安であるかをみることが出来ます。
9.PSR
PSRとは、株価売上高倍率をと言い、会社の売上高と株価の関係性を表すものとなります。
PSRは「20倍」以上なら割高、「0.5倍」以下なら割安とされております。こちらもPER等と同様に株価が割安であるか等のみるもとができるものとなっております。
9.ROE
ROEとは、自己資本利益率と言い、企業の収益性を測る指標となっております。
株主資本(自己資本)が、企業の利益にどれくらい繋がったかを示す数値であり、10%以上が一つの目安であり、15%あれば良いとされております。
10.ROA
ROAとは、純資産利益率のことを言い、資本全体に対して、どれだけの利益が生み出せているかを測る指標となります。
ROAは「5%」以上が良いとされており、高ければ高いほど、無駄な資産を減らしながらも利益を上げていることとなり、バランスの取れた企業であると判断できます。
まとめ
上記のような用語が投資をやっていると多く見るようになる用語であるとあると思います。
特に7番からしたの用語に関しては、投資先の企業がどのような状態であるかを判断する大切な用語でありますでありますので、似たような用語でありますが、徐々に覚えれていきたい用語であると思います。
まだまだ、知っておきたい用語がありますので、第2弾も頑張って纏めたいと思います。
では!