どうも!初心者投資家のリリーです。
今回は、5月度に多くの会社で発表されている決算と株価の関係性について説明していきたいと思います。
決算は良いのに何でこの株はこんなに下がるんだろう?や決算内容は悪いのにメッチャ株価上がってる!なんてことはよくあることなので、少しでも解決して貰えればと思います!
1.決算て何?
そもそも決算とは、簡単に言ってしまえば、企業の成績表になります。
皆さんも子供の頃に学期毎に成績表を貰ったと思いますが、この会社バージョンが決算であると思って頂ければ分かりやすいと思います。
日本の上場企業は、原則として四半期(3ヵ月毎)に決算の発表を行います。
決算で発表する内容は、売上高・営業利益・経常利益・純利益等の会社の売上に関する内容や今後の事業内容の見通し、新規事業等の会社が今後について発表するものとなります。
この内容を見て投資家は、決算内容が良いからや新しいこんな事業展開を行っていくのかと業績が上がるような材料が出たというような判断をして株を購入したり、今後は業績が上がるような内容ではなかったと判断をして株を売るということを行います。
2.決算で注目すべき点
決算について説明させて頂きましたが、実際に株をやっているけど、「決算てどの内容を見て株の売買をやっているの?」や業績良いのにのにこんなに株価が下がるのは何で?」と思う方が多いと思いますので、決算のどこに注目すれば良いかを説明します。
株価の上昇についてだけ言えば、一言で言ってしまえば、「投資家の予想をどこまで超えているか」という点が一番大切であります。
投資家は株を売買する際に企業の現状ではなく、未来つまり企業の先の姿を見越して株の売買を行っているため、如何に企業側が投資家の予想を超えた決算を出すのかが、株価の上昇について注目すべき点であると言えます。
けど、投資家の予想て、そもそもそんなの判断するの無理じゃない?と思う方は多いと思いますが、だから個別株への投資で勝つことは難しいのだと思っています。
単純に企業の業績も良くて、今期の見通しも良い企業は言わずもがな株価は上昇していきますが、「業績が良いだけでは上がらない」、「投資家の予想よりも売上が無い」、「今期は良いけど今後の見通しが良くなるような材料が無い」等の原因で株価は下がるなんてことは普通にあることであります。
そのため、決算で売上高・営業利益・経常利益・純利益等の内容に注目しつつも投資家の予想をどこまで超えたのかという点に注目すべきだと思います。
3.まとめ
決算について、「投資家の予想を超える」という判断が難しい部分が重要だと解説してしまい申し訳無いと思いつつも一番重要であると思っている部分であります。
学校の成績表と違って、株における決算の成績は成績が良いだけじゃ上がらないのは事実であり、良くても投資家の予想を超えるような好決算でなければ上がらないというのが現実であります。
気になった株は、買う前に色々と調べた上で、決算況から売買を行うのが良いのではないかと思います。
じゃあ、決算の業績部分て見なくても良いんじゃないの?という方もいると思いますが、あくまで、決算の企業の業績が今後のその企業の見通しを表してはいるので、決算内容を理解できるようになることは、とても重要であります。
決算内容を読み解くのは、なかなか難しい部分でありますが、少しづつでも投資の知識を増やして勉強していきましよう!
それでは!