どうも、リリーです!
最近は、米国株も下落が激しくて、中々投資する機会が難しいなぁーて思いながら、ポートフォリオを見ながら気絶しております 笑
今回は、岸田首相が5月5日にロンドンの金融街シティーで行った演説の中で発言した「インベスト・イン・キシダ」について、どのようなものなのかを書いていきたいと思います。
1.インベスト・イン・キシダの狙い
岸田首相は、ロンドンの金融街シティーでなぜ、「インベスト・イン・キシダ」(岸田に投資を!)と発言したのかですが、一番の要因としては、海外の投資家に向けて、「日本の経済の更なる成長」をアピールするためが一番だと思います。
日本株は「アベノミクス」の影響もあり、全体的に株価は上昇しました。
しかし、日本企業は他の急成長している中国等の企業と比べると企業の成長率は低く、海外投資家は日本企業へ投資を行うことが少なくなってきております。
これを解決するために元安倍首相が約9年前に同じ場所で発言した「バイ・マイ・アベノミクス」(アベノミクスは買いだ!)と似た発言をすることで日本株に再度注目を集めようとしたのだと思います。
2.インベスト・イン・キシダの影響
「インベスト・イン・キシダ」はどのような影響があるのかについてですが、岸田首相の発言直後は日本はゴールデンウィーク中であった影響もありますが、ほぼ株価に影響は無かったと言えます。しかも、イギリスではニュースとしてもほぼ取り上げられることがなかったようです‥
発表の時期が悪かったと言えなくもないですが、FOMCや雇用統計の発表等の方が注目を大きく浴びていたために影響としては少なかったのかな?と思います。
日本の投資家にとっては、今までの岸田首相の数々の投資に関する発言「株の売買手数料を20%から30%へ変更」や「自社株買いの制限」の投資に対する規制に関するよな発言ばっかであった発言と真逆の発言であったため、今後の動きに注目している投資家は多かったように感じます。
しかし、岸田首相自体は、資産として株を保有はしていないので、本当に今後に期待していいのか‥という意見も多くあるので、今後の岸田首相がどのような政策を行っていくか具体的に見えない限りは影響はほぼないと思います。
3.今後の日本はどうなるのか?
「インベスト・イン・キシダ」の発言に関しては、あまり影響は無いと書いて来ましたが、実際に今後の日本は株の目線から見るとどうなるか考えてみたいと思います。
まずは、日本の政治的な部分からですが、投資に力を入れていると言えます。
岸田首相の発言においても「貯蓄から投資へ」と発言していたり、教育面に関しても「金融教育を強化」を行う動きが見られます。
また、日本証券協会の集計によると2021年の9月時点の個人口座数は約2,876万であり、2020年と比べると約273万口座増加しており、20代、30代においては「つみたてNISA」が人気となっており、年々増加傾向にあり、日本としては投資におけるブームが来ていると思います。
海外で徐々に人気となっているfire(Financil Independence Retire Early)という定年迄働かずに若いうちに経済的な独立を果たし、早い内から自由に生活ができるという働き方も徐々に日本でも人気となっており、書籍等も多く出版されてきているため、日本においては若者を中心に投資に関する動きはさらに強まると考えられます。
日本においては、海外と比べるとお金に関する教育や投資における教育が圧倒的に少ないと言われている中で、一時的なブームであったとしても投資にお金に関する知識が高い人が徐々に増えてくれば、海外の投資家にとっても日本の企業は投資家目線で事業を考えているから、投資してみようと考える投資家も増えるのではないかと期待しております!
まだまだ、「インベスト・イン・キシダ」の実態は見えてこない状態でありますが、今のうちに投資に関する知識を向上し、日本株のブームが来た際に乗れるようになれば良いのかな?と思っております。
まだまだ、投資をするには難しい状況でありますが、チャンスを狙って投資の知識を皆で高めていきましょう!
それでは!