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株はこれだから難しい

どうも!

決算シーズンなのに仕事が忙しくて、決算情報を見れていないリリーです!

今回は、久々に個別株に投資をしたのですが、やらかしてしまったので、報告したします。

Contents

1.投資銘柄

今回、私が気になって投資をした銘柄について紹介させて頂きます。

その銘柄は、Renesas Electronics(ルネサスエレクトロニクス)6723になります。

ルネサスエレクトロニクスは、半導体メーカーであり、日本の半導体メーカーでは2位(1位はキオクシア)の企業となります。

特に車載マイコンでは、2021年においては世界トップのシェアを誇っており、汎用マイコンのにおいても世界3位のシェアを誇っている企業となります。

今って、半導体不足て言われているし、世界的にもシェアがある会社であれば、問題ない銘柄じゃないの?と思う方もいますが、それでは、なぜこの銘柄を買って株は難しいと感じたのかを説明させて頂きます。

2.決算内容と下落要因

ルネサスエレクトロニクスですが、7月28日の大引き後に12月期第2四半期累計(1-6月)の決算内容を発表しました。

結果としては、前年同期比で

売上高+3,013.5億円

営業利益+1,444.4億円

経常利益+966.8億円

純利益+727.3億円

1株利益+35.43

連結最終利益は前年同期比2.9倍の1,194億円に拡大と過去最高を更新しております。

え?業績は良さそうだし、もしかして自慢したいだけ?と思う方もいると思いますが、全然そんなことはありません。

むしろ、これだから株は難しいと思い知らされた決算であったので、書かせて頂きました。

 

そもそもは、決算前にずっと注目していた株であり、5月度にキオクシアの決算が良かったのもあり、日本で半導体メーカー2位のルネサスエレクトロニクスも決算が良いのではないかと考えて、決算日に投資をしようと決断しました。

本当に決算の数字は良かったのですが、この決算数字であっても株価を下げる要因がありました。

それは、コンセンサスを超えることが出来なかったということです。

決算内容の中に半導体の在庫は十分であるが、半導体だけではどうしようも無い。他の部分での供給が間に合っていなく、半導体をすぐにでも納品という状況でないことが書かれておりました。

この内容から、成長鈍化が見えるもののこの内容だけで株価が下落したとは正直言いにくい情報であります。

一番の原因はコンセンサスを超えることが出来なかったことであると考えておりますので、コンセンサスとは何かについて解説していきたいと思います。

3.コンセンサスとは

コンセンサスとは、一般的な意味としては「合意をとること」または「意見の一致」という意味がありますが、株におけるコンセンサスにおいては、意味が違います。

株におけるコンセンサスとは、「企業分析のプロのアナリストの業績予想平均のこと」を言います。

つまり、企業分析のプロ達が企業の決算内容を予測し、このぐらいの業績は出してくるだろうと決算発表前に予想を立てたもののとなります。一般的な投資家においては、企業の業績を予想するにしても中々確りと業績を予測できる情報を得ることが出来ないため、よりプロによる企業予想のコンセンサスが重要となっていきます。

今回、ルネサスエレクトロニクスは好決算であったにも関わらず、株価が決算後に下落したのは、コンセンサスよりも損益が17.6%も下回る水準であったために株価は下落となりました。

どんなに決算が良くても企業分析のプロから見たら、もっと業績が良いはずと判断されていたのだから、株価が下落するのは当たり前であると思います。

4.まとめ

決算が良くてもコンセンサスを超えることが出来なれば、株価が下落することは大いに考えられることを書かせて頂きました。

株初心者の疑問点の一つである好決算で特に悪いところもないのに何で株価が下がったのだろう?という疑問の一つを今回の内容で解決出来てのではないのでしょうか?

他にも好決算でありながらも株価が下落する要因は色々とありますので、今後にまた解説させて頂ければと思います。

また、皆さんに解説していきながら、勉強していきたいと思います。

それでは!

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